
札幌の動物園は冬が旬!?市内にある「円山動物園」に行ってみた
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こんにちは!ほなみんです。
突然ですが皆さま、雪が降る季節に動物園に行ったことはありますか?
冬の動物園なんていかにも寒そうですし出来れば行きたくないですよね。
しかし!そんな固定概念を捨てるべく訪れてみた結果、想像とは違い冬の動物園は夏とは違った魅力が満載でした。
皆様に知っていただくべく、札幌市内にある円山動物園を紹介したいと思います。
冬季も営業!札幌市内にある円山動物園について
円山動物園ってどんな場所?
札幌市内にある円山動物園は今から66年前、1951年に開園しました。
なんと、全国では10番目・北海道では最も歴史の古い動物園なのです!
当時の展示数はエゾヒグマ、エゾシカ、オオワシの3種でしたが、
現在ではほ乳類、鳥類、爬虫類など動物約160種、700点を飼育する道内有数の動物園となりました。
春夏秋冬季節問わず、幅広い年代に愛される札幌市民の憩いの場となっています。
最近では外国人観光客にも人気のスポットに!
どこにあるの?アクセス方法は?
詳しくは「札幌市円山動物園公式サイト」にてご確認ください!
地下鉄「円山公園駅」からバス、または徒歩で向かいます。
※円山公園駅は札幌中心部「大通」から地下鉄で3駅です。
※バスで10分程、JRバス動物園線[円15]動物園前駅下車
札幌市民代表としては、絶対に徒歩がお勧めです!
15分ほど歩くことになるのですが、写真のように自然の中を散策できる自然歩道が整備されています。
春は桜・夏は緑・秋は紅葉・冬は雪景色と、どの季節にいっても楽しむことができますよ!
お正月まで営業!?開園時間は?
開園時間
3月~10月 9時00分~17時00分
11月~2月 9時00分~16時30分
※2016年12月現在
なんと円山動物園はお正月(1月1日~3日)にも開園しているんです!
それだけでも驚きなのに、2016年までは無料で開園していたんだとか。(※2017年からは通常料金)
北海道で一番参拝客が訪れる風格と歴史のある北海道神宮からも歩いてすぐの場所に位置するので、初詣後に立ち寄れますね。
年間パスポートがお得?入園料は?
入園料は大人(高校生以上)600円、子供(中学生以下)無料!
年間2回以上訪れるならば、年間パスポート(税込1,000円)がお得です。
外国人にも優しい!マップは多言語対応
観光スポットとしても人気の丸山公園は多言語に対応しています。
マップは日本語、英語、韓国語に中国語(簡体字・繁体字)の5つのタイプがあります。
長くなりましたが、これより冬の動物園へレッツゴー!
厳選した一部を紹介したいと思います。
冬でも動物と触れ合える!こども動物園
ここではヒツジやアヒル・ガチョウが放し飼いになっていて、子供たちに大人気なエリアとなっています。
入口すぐにある手洗い場は雪で埋まっていました。
羊がかわいぃ~!
ちなみに、あたりに散らばっている黒い物体は羊のうんちです。
動物園名物サル山、冬は雪山に!
直径25mの円形放飼場!自然の景観の中に野生のニホンザルを展示しています。
しかし…サル山なのにサルがいない!サル山は雪山と化していました。
と思いきや手すりを蔦って過ごしていました。
現在、円山公園では約80頭のサルが暮らしているそうです。
寒そうです。
室内へ入ります。
2006年にオープンしたこちらの施設、名前が雪に埋もれてしまっていました!
ガラス越しにゆっくりニホンザルを観察できます。
読書コーナーやロッククライミング用のスペースなど子供たちが遊べる場所も充実!
親子連れには嬉しいですね。
テーマは北海道の森!エゾシカ・オオカミ舎
かつて北海道の雄大な自然環境の中で、絶妙なバランスを保ちながら共存していたエゾシカとオオカミが一緒に展示されています。
ここでは多目的トイレ・授乳室・キッズルームなど、バリアフリーにも配慮した設計となっているんだとか!
放養場のオープンデッキでは、間近に観察することもできます!
エゾシカ1匹は雪に埋まっていました。
オオカミを間近に見ることも!
北海道と言えば!エゾヒグマ館
エゾヒグマは札幌市内にも生息していますが、自然で過ごす姿はあまり知られていません。
この施設はエゾヒグマ本来の姿や生態を展示することで、北海道の自然や環境問題を身近なこととして考えるきっかけ作りになってほしいという想いで作られたそうです。
ちなみに、動物園のクマは冬眠しないので年中見ることができます。
野生のクマは餌が少なく寒い冬を乗り越えるために冬眠しますが、動物園のクマは冬もエサにありつけるので冬眠するための体の機能が切り替わらないんだとか。
クマが走ってきました!迫力満点!
エゾヒグマと一緒にいるような臨場感を味わうことが出来ます。
冬の動物園は人が少ないので、独り占めできちゃいます!
クマが餌を食べる様子も見られます。
冬といえばホッキョクグマ!世界の熊館
ホッキョクグマ!
ホッキョクグマに声をかけてみましたが気づいてもらえませんでした。残念。
それにしても雪がよく似合いますね。
シロクマは冬1番人気なのかもしれません。
立派なカメラを構えた人達が群がっておりました。
ララちゃんとリリちゃん、親子なんですね!
動物園では、このようにお母さんと娘さんは一緒の空間で、お父さんは単独で飼育されます。
シロクマのオスは子供を捕食してしまうためです。
2018年春にリニューアルオープンするんだとか。
シロクマが頭上を泳ぐ様子が見れるみたいですよ~!楽しみですね。
人気のアザラシが見れる!海獣舎
ここでは北海道周辺に生息するゴマフアザラシ・ゼニガタアザラシを展示しています。
浮いている氷が流氷のようで、新鮮でした!
大型プールは水道水で管理されているそうです。
厳寒期にもプールの水が凍結しないよう工夫されていて、冬季間もアザラシたちの遊泳する姿を見ることができます!
各施設にはこのように情報が満載なので、マメ知識も得られます。
は虫類・両生類館
ここでは約70種450点のは虫類・両生類を展示しています。
植栽や擬岩、演色性の高い照明等を駆使して虫類・両生類それぞれの生息地にあった空間になっていて、美術館のようでした。
オオトカゲさん。
※夢中になりすぎて、写真がこれしかありません。
わくわくホリデーアジアゾーン
ここではわくわくホリデーアジアゾーン”高山館”にいる、大人気のシセンレッサーパンダを紹介します!
レッサーパンダコーナーには小上がりスペースが設けられています。
絵本なども豊富に取り揃えてありました!
なんと愛らしい!
レッサーパンダは木登りが得意で、早朝と夕方によく活動するようです。
室内では上を歩く様子が見られますが、おしっこが降ってくることがあるので要注意!
ちなみにレッサーパンダは森林伐採等のため絶滅の危機にあり、中国での生息数は6000~7000頭と言われています。
そしてなんと、全世界で飼育されているレッサーパンダの800匹のうち日本での飼育数はなんと全世界の約半数を占めるんだとか。
アフリカゾーン
アフリカゾーンの一部、キリン館を紹介します!
ここではマサイキリン、ダチョウ、サーバルキャットのほか、ミーアキャットとハダカデバネズミの計5種を飼育・展示しています。
キリン、大きいですね~
ちなみに彼は牛のように「モー」と鳴くそうですよ!
世界最大の鳥、ダチョウ!
卵の大きさはおおよそニワトリの卵の30倍程度!
そしてキック力に優れていて、ライオンなどの肉食獣ですらそう簡単に手が出せないんだとか。
ミーアキャット、愛くるしい外見とは一転サバンナのギャングという異名を持っているようです!
理由としては気性が荒いことと、ヘビやクモやら危険な獲物を食べたり、サソリの強い毒にも免疫があるからだそうです。
2階のレストスペースは広々とした空間で、ゆったりとくつろます!
ここからキリンの屋内展示場やミーアキャットを観察することができます。
ここもステキ!独断で選ぶお勧めポイント
お土産が豊富でカワイイ
シロクマシリーズ、見た目はもちろん質も良いという優れもの。
特にシロクマパッケージのインスタントラーメンは周りからの評判がいいですよ!
キッズフレンドリー
園内には休憩所が何か所も設置されていて、授乳スペースも完備してあります。
こちらの授乳室内にはベッドと椅子が用意されています。
子供に大人気のアンパンマンのジュースや、Quu専用自動販売機も用意されています!
ベビーカーのレンタルも!
食事スペースが豊富!
園内には5か所の食事スペースと、セブンイレブンが開設してあります。
動物をモチーフにした可愛らしいメニューに、ジンギスカンやラーメンが食べられるお店など種類もあるのでお腹が空いても安心です!
冬の動物園を訪れるメリットとデメリット
メリット
1.人が少ないので伸び伸びと周遊できる
冬の動物園は来園者数が本当に少ないので、思いきり楽しめました。
走り回るも良し、長時間観察することもできます!
2.冬しか見られない動物の姿を見ることができる
雪国の北海道だからこそ、冬に魅力が増す動物たちを見ることができること。
新しい発見が多いです!
そして、雪景色を背景にフォトジェニックな写真が撮れるのも魅力のひとつです。
デメリット
1.寒い
芯から冷えるので防寒は必須です。
室内で暖まりつつ、ゆっくり回ることをお勧めします。
※私は寒さのあまり1時間で断念しました!
最後に
いかがでしたでしょうか。
ぜひ皆様も冬の円山動物園に足を運んでみてくださいね!
それでは皆様、良いお正月を!したっけね~